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注目:「観えて」くる喜び。湿地のミクロな生き物たち
日 時 :2025年10月9日(土)9:00~12:20
参加者 :10名
テーマ :秋の花々を楽しもう
みなさまこんにちは。西三河自然観察会の武田です。2025年度の第3回岡崎市東公園・小呂湿地しぜんかんさつ会を開催することができました。
9:00に東公園北駐車場を出発しました。今回は、歩き出しから、目につくものがあまり見つかりません…。昨年は、歩いていると各種どんぐりが目につきましたが、今年はまだこれから落果の時期を迎えるようです。といいつつも、クリの「いが」はたくさん落ちており、実も拾うことができました。動物との競争(?)で、既に実が食べられている様子も散見されました。
小呂池には、10:00前に到着。スコープを使って、池の奥に止まったカワセミを観察することができました。手が届くところ花が咲いていました。ここで、観察会の醍醐味である「体験」として、「オオバナイトタヌキモ」「コウホネ」「ハゴロモモ」を実際に手に取ってみました。

コウホネは、葉と茎の断面をみて、穴が空いている構造を発見することができました。
湿地には10:45ごろの到着となりました。今回も、湿地保護の会の方と一緒に観察しました。湿地の中では、サワヒヨドリ、サワギキョウの花が見頃を迎えていたほか、コマツカサススキ、ウメモドキも実をつけています。遷移が進んでいる場所では、大きなススキの株が穂を伸ばしていました。休憩所で一休みし、みんなで湿地を眺めます。湿地の小さな生き物たちを、よーくみてみると…イヌノヒゲの「ヒゲ」がついている様子や、ムラサキミミカキグサが花を咲かせている様子が「観えて」きます。実は、筆者は気づかなかったのですが、なんとサギソウが花を咲かせていたようです!!9月になってもうだるような暑さが続いた結果なのでしょうか。
極めつけは、「あっ!ヒメタイコウチ!!」観察会で出会うのは、初めてでした。名古屋市の島田湿地で活動している、担当の浅井さんと、いつも浅井さんとともに活動されている参加者の方からは、「幼虫は良くみるけど、成虫はなかなかないよねぇ」との感想をいただきました。

帰り道も、各々道沿いでお目当てのものがないか、確認しながら歩きました。注意喚起を実施した上で、関心のある参加者1名が、ハチの巣を観察していたところ、ハチが巣から飛び出し、その方の頭に当たる、という事象が発生しました。毒針で刺されたことは確認できませんでしたが、念のため、その場でポイズンリムーバーを用いて処理しました。引き続き、事前準備・確認を怠らず、安全な観察会の実施に万全を期してまいる所存です。
次回は、2026年2/14(土)「真冬の自然を楽しもう」を開催します。ぜひお越し下さい。


