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注目:昆虫たちの躍動
日 時 :2025年8月9日(土)9:00~12:30
参加者 :11名
テーマ :サギソウを見に行こう
みなさまこんにちは。西三河自然観察会の武田です。2025年度では第2回となる、岡崎市東公園・小呂湿地しぜんかんさつ会を、無事に開催することができました。
9:00に駐車場を出発。まずは「ジィィィ~」とニイニイゼミが鳴く森を抜けていきます。今回はテンポ良く歩いていき、橋の手前の「ソデ・マント」ゾーンへ。
自然観察では、森林を体に見立て、その外側(森林の始まり)の草の繁っているところを「ソデ群落」、低木やツル植物の繁っているところを「マント群落」と呼びます。森林に風が通り、その外側では、森林に被陰されず、多くの植物たちが息づいているのです。
ウマオイやハラビロカマキリの幼体、ウスバキトンボなど、植物だけでなく、多くの昆虫をかんさつすることができました。橋の欄干には、謎のフンが、ポツポツと…。あれは誰の仕業だったのでしょうか?ハクビシンやタヌキなどが候補に挙がっていました。


9:50には小呂池に到着。6月と同様に、スイレンやコウホネが咲いていたほか、ハゴロモモも咲いていましたが、例年よりも数は少なく感じました。トノサマガエルがちょこんと座っている様子も観察できました。
池の周囲を回ると、「アーッ」との声が!木の根元を探って、カブトムシ(メス)を見つけてくださいました!立派!!他にも、表と裏で模様が全く違う、ムラサキシジミも観察できました。観察会を実施するなかで、毎年変化を感じさせられている、客土の盛り土ゾーンでは、ハナトラノオやアップルミントといった園芸植物を発見しました。今後の変化を注視する必要がありますね。



湿地入口には10:40に到着。今回もおかざき湿地保護の会のみなさんとともに、小呂湿地を散策しました。湿地入口のクリの木で、ミヤマクワガタがお出迎えしてくれました。命がつながっていく様子を観察することができました。また、田んぼの横を歩いて行くと、たくさんのカエルを発見。今年生まれと思われる、指先サイズのアズマヒキガエルが、我々が歩くと反応して飛び上がりました。


湿地の中へ歩みをすすめ、まずはA湿地のサギソウをみんなでじっくり観察しました。開花時期が遅れたため、昨年に比べて花数少ないものの、可憐な花をじっくり観察できましたよ。
また、中心部が黄色で、白い3枚の花弁が特徴的なアギナシや、ハッチョウトンボのオスや、小さな花を咲かせるムラサキミミカキグサも観察してもらい、「絶滅危惧」の植物に関して、その美しさを実感していただきました。


帰りには、小呂池のスイレンの花を観察したり、スイカのような見た目をしたカラスウリをじっくり観察したりと、「ここに、今ある自然」を堪能できました。「四季の変化を実感して、いろんな姿が見られるのだと知ることができて良かった」「いろんな生き物との出会いが面白かった」との参加者どうしで感想をシェアして観察会は終了しました。
次回は、2025年10/11(土)「秋の花々を楽しもう」を開催します。ぜひお越し下さい!


