2024年3月 会主催自然観察会 北山湿地

ナンカイイワカガミ 会主催観察会
ナンカイイワカガミ

日 時:2024年3月31日(日) 晴 9:00~12:00
テーマ:ギフチョウとヒメカンアオイを見よう!
参加者:22名
 いい天気です。駐車場はいっぱいです。遠くは東京から来た大学生もいました。車を止めた向かいの、ヒノキの下にヒメカンアオイが何株もあります、枯葉を取り除くと、地味な花が咲いています。
小川の横をゆっくり歩くと少し大きめのカエルがぴょん、タゴガエルだそうです。鋸歯のない葉がついた枝が落ちていた、アカガシのようです。細長い葉の紫の花のマキノスミレが咲いています。ネコノメソウを見ていたらヤマンバノカミノケだ!と聞こえました。なんと真っ黒でもさもさの、とても太い髪の毛のようでした。

ネコノメソウ
ネコノメソウ
ハルリンドウ
ハルリンドウ

コバノミツバツツジがうすむらさきの花を咲かせています。木道のすぐ横に、茶色のとがった木を挿しているように見えるのがあります、スルガテンナンショウですか。まるでいたずらで挿したように見えました。湿った所に馬蹄形の葉がいっぱい、アギスミレかヒメアギスミレのようです。ショウジョウバカマも咲いています。

今日のメインの湿地に、ドアを開けて入ります。(獣除けでネットで囲ってあります)周りの木は大きく盆地の底のような湿地は、まだほとんどが枯草色です。木道を歩くと点々と、ハルリンドウのかわいい花が見られました。ナンカイイワカガミはまだ早いかなと思ったら、斜面にへばりつくように2株ほど咲いていました。寒いからでしょうか、葉が赤っぽく色がついています。ノリウツギの花がらが残っています。
皆さんひと休みです。湿地保護の会の方のお話では、囲ってある網は皆さんと高校生が一緒に作ったそうです。そして網の下の部分を少し開けてあるそうです、山と湿地を行き来するカエルのためだそうです、なるほど。
武田さんから3分で見えているところを、スケッチしましょうと提案。遠くの木、湿地と書いていきます。3分て短いですね。感想を聞かれたので向こうの、もこもこした木がブロッコリーに見えます、と言ってしまいました。ツブラジイのようでした。この場所には両性のヒサカキがありました。
帰りの道々下を見るとサクラの花弁、あれっと見上げても空に溶け込んで、サクラが咲いているのは見えずらいです。シュンランはつぼみでした。もう少ししたらギフチョウの舞う姿や、ヒナノシャクジョウも見に来たいと思います。無事観察会が終わってよかったです。

ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ