日 時 :2024年11月24日(日)10:00~12:00(晴)
参加者:12名
コース :前田公園P~周辺散策~前田公園内
秋真っ盛り。風が少し寒い季節となりました。初めに主宰の水野さんからワルナスビのエピソードのお話を受けて前田公園へ車で移動します。今回は前田公園と近隣を歩いて周辺の自然を観察するルートです。30年にも渡り この会を率いていただいた山原さんも元気な姿でお見えになり始終賑やかな観察会になりました。
カニクサ(蟹草) ツルがありますけどシダ類だそうで。この訳ありげな名前の由来は子供がカニを釣るのに使ったことがあるとか。
岩の隙間からナンキンハゼの幼木。少し色づき始めています。
カナムグラの雌花。おじさんたちは これ見てビールが飲みたくなったそうで。気持ちは分かります。
秋の風物詩の黄色いお花も そろそろモジャモジャ草に変身です。
寄るな触るなとトゲをムキ出しに威嚇するオニノゲシです。
道沿いにいろんな見ものがあるので、みなさん夢中になって。なかなか先に進みません。
今回の主役はノブドウでしょうね。あちこちにいっぱい紫の実を付けていました。美味しそうに見えるし食べても毒じゃないが食べ物じゃないのが残念です。
クチナシの実が紅づきはじめていました。この実の黄色の色素は日本古来からある天然着色料です。大切にしたい和の植物ですね。
いい色づきの縁起物。「センリョウが上でマンリョウが下で」と。毎年必ず話題となるセンリョウ。
ハゼノキの実です。コロっとした実は一見ムカゴみたいですがムカゴとは違います。
今年の紅葉は遅いですね。でもコース後半に見事な明媚を見ることができました。
最後は草だらけの会 恒例のひっつき虫取り大会となりました。
■他に観察できた草たち
イノモトソウ、ノコンギク、アケビ、ミツバアケビ、スイカズラ、トベラ、マサキ、ヌルデ、サンキライ、ネニバラボロギク、タラノキ、ナンテン、アラカシ、ウラジロ、イチョウ、ヒイラギナンテン、アベマキ、クサギ、マンリョウ、ツツジの花(狂い咲き?)