日 時 :2024年10月27日(日)10:00~12:00(晴)
参加者:6名
コース :民芸の森~扶桑公園P~百々貯木場~矢作川左岸を観察
今回は扶桑公園から矢作川左岸を観察するコースです。まずは集合場所の民芸の森でドングリの観察。あちこちに落ちているどんぐりを拾っては名前を教え合う。今が旬のドングリ談議となりました。本題は矢作川左岸観察なので適当なところで切って急いで扶桑公園に移動します。
扶桑公園から河川へ出る前に百々貯木場に寄ります。百々貯木場は河川中流域に位置する珍しい貯木場で大正時代から昭和5年まで使われた文化遺産だ。そこが今や草に覆われて絶好の観察エリアとなっている。入口のセイタカアワダチソウを皮切りにアキノノゲシ、マルバルコウ、カナムグラ、カラムシ、セイバンモロコシ、ジュズダマ、イシミカワ、マゾソバ、ハッカ、ママコノシリヌグイ、オオイヌタデ、ヨシ、ススキ、等それぞれの秋を観察した。カラムシを喰い尽くして丸々太ったフクラスズメの幼虫が印象的だった。
矢作川左岸では背の高い木々や竹の中を歩きます。日当たりの良い右岸に比べると華々しさは無いが、日陰の草にも固有の良さがある。イノコズチ、ミズヒキ、カキドオシ、スイバ、ドクダミ、ツユクサ、カタバミ、キツネノマゴといったどこにでもある小さな雑草たち。そういう草をひとつひとつ観察しながら、ヤブ蚊に刺されつつ、ズボンにひっつき虫をいっぱい付けて、今回も”草だらけ”をゆる~く楽しみました。
ネムノキの実、クズの豆果、アキノノゲシ、イシミカワ
マルバルコウ、ジュズダマ、フクラスズメの幼虫、ハッカの花
ボントクタデ、ミズヒキ、オニタラビコ、カラスウリ
第365回草だらけの会 平戸橋周辺 自然観察会
