日 時 :2024年9月22日(日)10:00~12:00
参加者 :6名
コース :越戸公園P~矢作川右岸を観察
テーマ :クズの花
今回は越戸公園駐車場から矢作川右岸を散策するコースです。連日残暑厳しい中、あいにくの雨天日。参加者はいつもより少ない状況でしたが、出発時には雨は止みました。自然観察には丁度よい日和となりました。
駐車場から河原に降りるとメヒシバ、エノコロ、カタバミ、カヤツリグサといったお馴染みの野草が出迎えてくれました。歩道の両脇は一面草だらけの「緑」ですが、その中にヒガンバナの「赤」が点在し季節感を演出します。緑一面と言っても実に多種類の野草が茂っていてメリケンムグラやセンニンソウ、イヌホオズキといった白い花が目に付きました。普段あまり気に留めないヤブカラシも柿色の小さな花を咲かせていました。
歩いていくとやがて3mもあろうかというオオブタクサの群生です。続いてヨウシュヤマゴボウ。テーマであるクズの花は4株だけ見つけることができました。まだまだこれから咲くと思われます。歩道の傍らにはキツネノマゴ、マメアサガオ、ツユクサなど旬の花。ママコノシリヌグイもその名の痛さに似合わない可憐なピンクの花を咲かしていました。変わったところではヤブカラシに寄生したネナシカズラ。こちらも小さな花を咲かしていました。
最後のほうで野性のニラを観察していたところで どしゃ降り雨となり中断。今回歩いた距離は短いですが、初秋の気配を感じつつ”草だらけ”を満喫できました。
■他に観察できた草たち
カゼクサ、オヒシバ、ハナスゲ、カラムシ、ヒメクグ、オオバコ、ヒメジョオン、イヌタデ、ニワウルシ、ヒメムカシヨモギ、アキノノゲシ、ヤマグワ、センダン、オナモミ、ノボロギク、カキドオシ、ツルボ、コニシキソウ